だいぶ更新が遅れましたが、ブログ再開します!
8月末の秩父旅からもう4か月が過ぎました。
今日は大晦日。
更新しなさすぎ。
やっとのことで温泉ソムリエふたり旅の様子をアップすることができました。
ホンマ、すんません。
ってなんで関西弁なんや~~~!
秩父旅後に引っ越しをし、9月からの仕事がだいぶ多忙で・・・
こんなの理由にはならないよね。
温泉ソムリエとしてまだまだ自覚が足りない(泣)
でも、毎日仕事帰りには必ずスパ銭に寄ってますよ!
そちらの記事も早く皆さんに読んでいただけるよう頑張りまっす!
秩父温泉巡り① 谷津川館
さて、三峯神社をあとにしたキュピ&温泉ソムリエSくん。
前日に立ち寄るお風呂を決めたんですが、三峯神社を出発した時間が予定よりも30分遅れ。
ここからは分刻みのスケジュールです。
まず最初に立ち寄ったのはここ!
谷津川館です。
こちらは秩父七湯ではないんですが、日帰り入浴ができるっとことで最初に立ち寄らせていただきました。
営業時間 11:00~14:30
定休日 不定休
料金 1,000円
早速、温泉分析書からスタート!
泉温は18.6℃→→→冷鉱泉だぁ!
って、だいぶ冷鉱泉には慣れてきましたよ!
pH値は10.0。
アルカリ性です!
美肌効果あり!
次に溶存物質(ガス性のものを除く)ですが、0.306g/kg。
ここまでで『泉温が25℃を満たしていない』&『溶存物質(ガス性のものを除く)が1g/kgを超えていない』2つの理由で、今のところ温泉には認定できません。
これって、伊香保のときと似ている?
さらに温泉分析書を見てみると、溶存物質(ガス性のものを除く)を含めた含有成分に関する19の特定の条件のうちメタホウ酸(90.5mg/kg)が規定値の50mg/kg以上なので、こちらのお風呂は『温泉』です!
しかし、残念ながらメタホウ酸は『療養泉』の条件に含有量の規定がないので、温泉と認められても泉質名がつきません!
もし泉質名をつけるならば『アルカリ性単純冷鉱泉』かな!
ちなみに、ナトリウムイオンが99.08ミリバル、炭酸水素イオンが32.77ミリバル含まれているので、重曹成分により皮膚表面の皮脂や汚れを洗浄。
ただ、入浴後の乾燥肌には注意です。
保湿剤でお肌のケアを忘れずに!
旅館の方に許可をいただきパチリ📸
貸切でしたよ!
いいお湯の色(*^^*)
露天もありました!
たくさんの木々に囲まれた風景を眺めながらのお風呂はやっぱ気持ちいいね!
こちらには足湯ができるところもありました。
足湯で読書を楽しまれている地元の方がいらっしゃりました。
めっちゃ贅沢なひとときを楽しまれていて、なんかうらやましい!
谷津川館は大自然に囲まれたステキな旅館です。
30分という短い滞在時間でしたが旅館の方々といろんな話を聞くことができました。
秩父七湯巡りをしようと思って、ひとつ目をここにしましたが・・・
あらっ、そうなのね💦
でも、めっちゃいいお湯でした。
自然と一体化された谷津川館のお風呂、また入りたいです。
秩父温泉巡り② 柴原温泉 手打ちそばの宿 柳屋
谷津川館をあとにした温泉ソムリエご一行。
車で10分の所にある2つ目の目的地は柴原温泉。
そのうちのひとつ、柳屋の日帰り入浴に来ましたよ!
ホームページによると、柴原温泉は江戸時代の初めから湯治場として利用されてきたようで、柳屋は創業江戸末期に創業したらしい。
諸説あるようだが、秩父中津川へ訪れた平賀源内一行も宿泊した宿と云われているみたい。
営業時間 11:30~14:30
料金 700円
こちらは1階に内湯、2階に露天風呂があり、今回は2階の露天風呂に入りました。
ちょい見にくいけど温泉分析書です!
泉温は9.6℃→→→泉温が1ケタ台の冷鉱泉はお初でっす!
pH値は8.4。
弱アルカリ性です。
次に溶存物質(ガス性のものを除く)ですが、0.364g/kg。
『泉温が25℃を満たしていない』&『溶存物質(ガス性のものを除く)が1g/kgを越えていない』
これら2つの理由でまだ温泉には認定できないね。
さらに温泉分析書を見てみると、硫化水素イオンが4.8mg/kgでした。
含有成分に関する19の特定の条件の1つ『総硫黄(硫化水素イオン+チオ硫酸イオン+遊離硫化水素)』が規定値1mg/kgを超えているこちらのお風呂は『温泉』です。
さらに、含有成分に関する7つの特定の条件の1つ『総硫黄(硫化水素イオン+チオ硫酸イオン+遊離硫化水素)』が規定値2mg/kgを超えているので、『療養泉』に認定です。
ってことで、こちらのお風呂の泉質名は『単純硫黄冷鉱泉』でっす!
ちなみに、ナトリウムイオンが72.05ミリバル、炭酸水素イオンが72.04ミリバル含まれているので、谷津川館のお風呂と同様、入浴後の乾燥肌には注意です。
旅館の方に許可をいただきパチリ📸
蛇口から源泉が!
めっちゃ硫黄の臭いがしました。
冷たいのに硫黄の臭いがするってなんか不思議な感じです。
ちなみに柳屋のお隣の敷地には『かやの家』という温泉宿もありました。
日本秘湯を守る会の会員宿になっているとのこと。
関東で会員宿は24軒、うち埼玉はここ『かやの家』1軒。
こちらは日帰り温泉がないので、機会つくって一度泊まってみたいなぁ。
秩父温泉巡り③ 千鹿谷鉱泉旅館
柳屋の滞在時間も30分。
今のところいいペースかな!
さてお次はここ!
千鹿谷鉱泉!
秩父七湯のひとつです。
こんな風景!
なんかのどかだなぁ(≧∇≦)b
ただいま留守⁉️
そう、ここは無人のお風呂屋さんなんですよ!
入浴代をカエルさんの下の引き出しに入れていくセルフスタイル!
大人ひとり700円です。
さぁ、お風呂に入るぞ!
入り口・・・入り口でっす💦
さて、お風呂入ろっかなぁ・・・
ん⁉️家のお風呂とおんなじ感じ!
ここは源泉かけ流しだよ!
贅沢だぁ!
温泉分析書です。
ちょっと見づらいね💦
また秩父行くから、そんときまでの宿題ってことで許してください。
お風呂後に中を散策。
昼間だから明るいけど、夜だと・・・
旅館をやっていたときのままなのかな。
夜に探索していたら・・・
帰ろうとしたときに、こちらを管理されている方と偶然お会いすることができました。
当時のことや今後のこと、他の秩父七湯のこととか、たくさんお話を聞くことができました。
大変でしょうが長く続けてほしいなぁ!
また絶対にお風呂入りに来ますよ!
ちょい息抜きに合角ダムを見に行こう!
3つ目のお風呂を満喫し、予定通りスケジュールが進んでいれば次は・・・
って感じだったんですが、ちょいハードスケジュール。
お風呂疲れ?
Sくんもちょいお疲れかな。
ってことで千鹿谷鉱泉旅館周辺をドライブ。
マップで調べてみると、なんかいいところあるみたい。
ってことで行ってみたのがここ!
合角(かっかく)ダム。
そして人工湖である西秩父桃湖。
めっちゃ壮大な景色で疲れが一気に吹き飛びました。
三峯神社に行く途中のダム湖もよかったですが、こちらのダム湖は開放感満載です!
西秩父桃湖にかかっている橋。
永遠に続くんじゃないって思わせる橋でした。
自分がここに降り立ったときは、他に車が1台通ったか通らなかったか・・・
橋の端から端まで(←ん?親父ギャグ?)走りたい気分でした。
ん?
タオルを持って歩いてくる人物は・・・
キュピちゃんか、Sくんか・・・
さぁ、どっちでしょう(笑)
秩父温泉巡り④ かおる鉱泉
さてさて時刻は16時を回り、予定していた湯めぐりはできませんでした。
でも近くにいいところあれば行こうかぁって話になり・・・
グーグル先生に近くのお風呂がないか聞いてみたらありましたよ!
千鹿谷鉱泉旅館から近いところにありました!
あれっ?
ふつうのお家?
緑に囲まれてステキな場所でした。
もうちょい近くまで行ってみましょう。
おおっ、ここは『かおる鉱泉』。
ここも鉱泉旅館のひとつのようです。
調べてみたら、手打ち田舎蕎麦が有名なようです。
朝食以降実はなにも食べていないふたり、でもおなかペコペコを通り過ぎて、今はお風呂に入りたい!
ってことでお風呂に直行です。
今回4つ目の温泉分析書。
泉温は18.4℃→→→冷鉱泉!冷鉱泉!冷鉱泉!
pH値は8.0。
弱アルカリ性です!
次に溶存物質(ガス性のものを除く)ですが、0.37g/kg。
『泉温が25℃を満たしていない』&『溶存物質(ガス性のものを除く)が1g/kgを超えていない』→→→今のところ温泉には認定できない!って流れにも慣れてきました。
判定を見ると『フッ素イオン含有量が限界値以上のために、温泉法第2条にいう『温泉』に該当しているものと認める。』との記載が・・・これって一体?
フッ素イオンは2.0mg/kg。
溶存物質(ガス性のものを除く)を含めた含有成分に関する19の特定の条件のうち、フッ素イオンの規定値(限界値)は2mg/kg以上なので、クリアー→→→『温泉』に認定!
しかし、フッ素イオンは『療養泉』の条件に含有量の規定がないので、温泉と認められても泉質名がつきません。
もし泉質名をつけるならば『弱アルカリ性単純冷鉱泉』ですかね!
ちなみに、陰イオンには
塩素イオン:38.12ミリバル
炭酸水素イオン:52.83ミリバル
が含まれているので、クレンジング効果&保湿効果のある温泉です!
4つのお風呂を制覇し、身も心もポカポカ(*^^*)
帰る前に旅館の方のご厚意で、源泉のある井戸を見せていただきました!
モーターで汲んでいるんですって!
おおお、確かに源泉が!
貴重なものを最後に見ることができ、満足度100%の旅でした!
まとめ
あっという間の2日間でした。
Sくん、お付き合いありがとね!
11月23日(土)、24日(日)は風呂友5人&キュピで今年4回目の秩父旅。
こちらも充実した旅でした。
来年も秩父には絶対に行くはず!
もっともっと秩父の素晴らしさがブログで伝えられるとうれしいでっす!