さて、今回のお話は・・・
オイラがリスペクトしているステキな女将さんがいらっしゃる新木鉱泉旅館のお話。
新木鉱泉旅館に宿泊するときは毎回“朝食付プラン”なんですが、とうとう大人の階段を登っちゃいました!
夕食も付いたプランを今年初体験することができました!
2021年7月4日(日)~6日(火)の秩父・長瀞2泊3日の旅の続きです。
赤茄子?蓼酢?目と鼻と舌とスマホで新木鉱泉旅館の夕食を楽しもう!
GWのときは予約できず別の旅館に泊まることになりましたが・・・
なんだかんだで今年1回目の宿泊。
オイラが“秩父”って言ったらここでしょ!
新木鉱泉旅館です。
秩父七湯のひとつ“卵水”を満喫することができる旅館です。
毎回伺った際は必ず玄関を撮影していますが、季節によって、時間によって、玄関風景が違うように感じるんですよね。
なんか面白い!
チェックインは17時。
写真は撮りませんでしたが、今回は8畳のお部屋で1泊。
いつもだとチェックインは19時過ぎなんですが、今回は夕食が付いたプラン。
なのでチェックインは早めなんです。
なぜかというと・・・
夕食は18時~、18時半~の2プランから選ばないといけないからです。
オイラたちは18時半~にしました。
夕食までの間、温泉に行こうと思いましたが、のんびり部屋でマッタリ。
あれこれしているうちに・・・
スタッフの方が呼びに来て下さったので、お食事会場へgo!
って言っても、お食事会場はお隣のお部屋でした。
8畳のお部屋は4つあるんですが、そのうち1つ、2つを各お部屋のお食事会場にしているんです。
8畳の部屋の予約が取れない理由はこれなんですね。
8畳のお部屋に泊まりたい方はお早めのご予約を!
ってことで、夕食です。
夕食の一部です。
初の新木鉱泉旅館での夕食、ワクワクドキドキです。
御献立です。
思った以上に品数多いですね。
・・・漢字がいっぱい。
前菜の“赤茄子”って・・・
ナスは苦手なんだけどな・・・
ナスはどれですか?ってスタッフの方に聞いてみたら、
えっ、“赤茄子=トマト”なんだぁ。
トマトも実は苦手なんですが、ミニトマトだったので一口でパクリ!
小玉葱のクリーム煮。
アツアツとろとろの玉葱がたまらなーい!
野菜炊き合わせと鮎の塩焼き。
炊き合わせはとっても味がしみてておいしい。
鮎の塩焼きには蓼酢とワイン辣韮が・・・
辣韮→らっきょうですね。
らっきょうのワイン煮・・・らっきょうも実は苦手。
でも、一口でパクリ。
甘くておいしかったです。
そして、蓼酢・・・
ググってみたら“たです”とのこと。
鮎の塩焼きには蓼酢がセットなの知ってましたか?
タデ科の植物『蓼』をすりつぶして、酢で伸ばしたもの。蓼にはピリリとした独特の辛みがあり、焼いた鮎を食べる際、鮎の香りをより引き立てる調味料として用いられる。(日本の食べ物用語辞典より抜粋)
へぇへぇへぇ・・・100へぇです!
鮎の塩焼きは何回か食べたことはあっても、蓼酢と一緒に食べるのは初でした。
蓼酢をつけずにパクリ。
そして、蓼酢をつけてパクリ。
教養にないオイラは、“こんな食べ方もあるんだ”としか感想が出ませんでしたが、何回か食べる機会が増えるにつれて大人の感想が言えるようになるのかなぁ。
1匹まるごとおいしかったですよ!
焼き竜髭菜と味噌ポテト。
味噌ポテトは秩父地方の郷土料理で、B級グルメとしても有名ですね。
味噌ポテトは、ふかしたジャガイモを天ぷらにして甘めの味噌タレをかけたものですが、新木鉱泉旅館の味噌ポテトは甘辛な肉味噌がイモの下に隠れていました。
よく食べる味噌ポテトとはまた違う、お酒にもごはんにも合うひと品でした。
そして竜髭菜・・・
これまた難解な漢字ですが、料理が運ばれてきて分かりました。
“竜髭菜=アスパラガス”です。
現物を目の前にしないと読み方は分からないですね。
焼きアスパラガスはとてもみずみずしく、シャキシャキとした歯ごたえがたまらない一品でした。
天麩羅は海老、カボチャ、シシトウ、ナスの4種類。
揚げたてでおいしかったです。
塩と天つゆの2つあったので、お好みの食べ方ができますよ。
上州牛の陶板焼き。
適度な柔らかさでおいしかったです。
椎茸はみずみずしくてこれまたおいしい。
玉蜀黍→トウモロコシ
芽花椰菜→ブロッコリー
まだ難解漢字がオイラを襲う!
ごはんとお吸い物もきて、最後に季節のフルーツ。
冷たくて甘くて、とってもおいしかったです。
18時半スタートの夕食でしたが、時計を見るともうすぐ20時。
1時間半、目で味わい、鼻で味わい、舌で味わい、頭もたくさん使って、じっくりと夕食を楽しむことができました。
何回も言います!新木鉱泉旅館の朝食は元気の源!
新木鉱泉旅館の朝食です。
何回目の紹介か・・・忘れてしまった。
毎日こんな豪勢な朝食は食べられないですよね。
新木鉱泉旅館に泊まったときの贅沢朝食とオイラは思ってます。
これまでちゃんとお伝えしませんでしたが、これは“沢煮”です。
大根、人参、もやし、にら、シイタケ、豚肉etc.
お肉の脂とコショウ、お出汁が混ざり合い、オイラの胃袋を元気にしてくれます。
コショウが入っているのがポイントですね!
季節関係なくおいしくさっぱりいただくことができますね。
この日はごはんを一回だけおかわり。
食べ過ぎ注意ってことで!
食後の源泉コーヒー。
舌触り滑らか。
ガツンと系ではないので、ブラックでも問題なく飲むことができますよ!
コーヒーを飲んで、温泉でじっくりまったりくつろいで、チェックアウト。
実は今回、新木鉱泉旅館に宿泊して、初めて女将さんにお会いすることができませんでした。
オイラが泊まった7月5日(月)~6日(火)は女将さんは出張で不在とのことでした。
女将さんにはお会いすることができませんでしたが、スタッフの皆様のおもてなしに大満足!
今回の新木鉱泉旅館の滞在ものんびりマッタリ楽しむことができました。
美の山公園で秩父の街並みや自然を味わおう!
新木鉱泉旅館をチェックアウトした後、秩父の風景を眺めに美の山公園に寄りました。
梅雨真っ只中ではありましたが、おじさまおばさま方が楽しくハイキングしてましたね。
あたり一面曇り空でしたが、周りの緑や街並みがめっちゃ映えていましたね。
写真左には武甲山が見えてますね。
花がきれい!
緑がきれい!
梅雨空だからなのか、全ての自然がめっちゃきれい!
ちょい低いところにも雲がもくもくしてますね。
これがもっと大量にもくもくしていると雲海になるんですかね。
秩父雲海は春と秋がシーズン。
ピークは11月とのこと。
なんですが、条件が揃えば夏や冬にも見ることができるらしい。
現に旅行の1週間後である12日(月)未明に雲海が現れたとのこと。
夏に現れるのは珍しいとのこと。
1週間旅行のタイミングがズレていたら初雲海を見ることができたかも!
初雲海は秋の秩父旅のときにでもトライしてみます。
まとめ
今回初体験の新木鉱泉旅館の夕食!
90分間の楽しい夕食の時間。
目で料理の色彩を楽しみ、鼻で料理の香りを楽しみ、舌で料理を楽しむことができました。
献立表の食材の漢字表記をスマホで調べたりスタッフの方に聞いたりして、新たな教養を得ることもできました。
新木鉱泉旅館への宿泊はこれからは夕食も付けたいと思います。
次回の秩父旅も楽しみです。